2011年01月25日

外壁の絵

家の壁に絵を描くとすると、一番簡単なのがペンキです。

ペンキにはアクリル系・ウレタン系・シリコン系など様々な種類がありますが、誰でも手軽に塗れるのが最大の特徴です。
ローラーでまず全体を白く塗り下地を作る。
その上に筆で思い思いの絵を書く。

少しの絵心があれば、自分で書ける。
気に入らなければ、また白く塗りつぶして書き直せるのもペンキの利点ですね。
色も自由自在。

外壁に気が惹けるなら、ブロック塀でも面白い。
kabe5.JPG

楽しそうじゃ、ありませんか?
日本の街中には、いたるところにコンクリの万年塀が建っているので、キャンバスは豊富です。(^^)

基本は、シンプル。
ゴッテゴテにしちゃうと落書きになってしまうので、出来る限りアース色を使い、心地よい絵が良いですね〜。

ペンキであれば・・・
室内にも可能です。

室内壁をエマルジョンペイント(EP)仕上げにすれば、水性の絵の具で壁に絵を書くことが可能です。
kabe4.JPG

子供は喜びそうですね。(^^)
クロスの家でも、クロスの上からぬれる専用ペンキがあるので、一度下地を塗って絵を描くことは可能です。
気に入らなければ、上からローラーで白く塗りつぶす。

室内壁のEP塗装は、実はオススメ出切る点がいっぱいあります。
自分で塗りなおしが可能なので、お色直しが自由自在。
漆喰や土壁・壁紙のようにプロの職人に任せなくても、様々な楽しみ方が出切るんです。

下地を拾いやすいので、職人さんに頼むと、高いところでクロスの3倍ほど掛かりますが・・・
漆喰よりは安いです。


世界でも、家に絵を書く習慣はあります。
ヨーロッパのカワイイ家。
kabe2.JPG

アフリカの土壁
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良いですね。
とくに、この土壁の絵は、素朴でいてセンス抜群。
日本の版築塀のような、心に響く暖かさがあります。

日本のお金持ちが家を作ると、なんともゴッテゴテの宮殿みたいな家を作るでしょ?
ヨーロッパやロシアの宮殿のミニチュア版みたいな・・・。(^^;)

でも、もし私が金がいっぱいあったなら・・・
一度、こんな土壁のある家を作ってみたい。
アフリカから絵師を呼んで、外壁にこんな壁を作ってみたい。
日本の若いアーティストに、家のいたるところに絵を描かせてみたい。

シンプルに、小じゃれて・・・。

小じゃれる・・・とか、こじんまり・・・とか、こんな言葉好きですね。
建築家の伊藤先生と先日、こんな話をしました。

「こじんまりした家って、良いですね。」って。

年齢を重ねて年をとったら、全てが手に届く家が良いと。
広すぎず、居間に座って全てがまかなえる。
階段に登らず、ワンフロアで生活できる。

「こじんまり」というのは、現代人の感覚では悪い表現ですが・・・
私は、この言葉に日本人の生活の基があるように思うんですよね。

坪庭しかり・・・
茶室しかり・・・
障子区切りしかり・・・

粋な空間は、皆こじんまりしているんです。
だだっ広い家って、なんだか間が抜けてるでしょ?

こじんまりしている中で、考え抜いた空間。
そこが最終的に目指す日本の家のようにおもうんですよ。


と、話が大きくそれましたが・・・

日本にも古くから、外壁に絵をあしらう風習がありましたね。
漆喰を使い金コテ一つで絵を書く技法。

その名も「鏝絵」です。
鏝絵は、田舎の土蔵などに良く見受けます。
コテで凹凸を巧みに操り、まるで彫刻のようです。
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ここまで芸術性を求めると、家の格式を合わせないとチンドン屋になってしまい難しいですが・・
これもシンプルな植物(蔦など)の絵などだと、面白いです。

私も知らなかったんですが、漆喰鏝絵は、毎年、全日本でコンクールが行われているんですって。
sikkui.jpg
美術館で展示ですか!
見に行ってみたいな〜。

由比ガ浜の建売住宅の外壁には、漆喰を予定しているのですが・・・
一部分、やってみようかしら・・・


posted by はるお at 10:52 | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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