2011年01月15日

鎌倉市二階堂解体工事

鎌倉市二階堂で分譲予定土地の古家解体工事が始まりました。

nika-0108.JPG

場所は、鎌倉宮の横の住宅街に位置します。
古家はかなり大きく、離れもあり、一昔前の「お屋敷」といった感じ。

解体費用だけで、ざっと200万円を超えました。(TT)

それにしても・・・
解体される家は、いつ見ても哀愁が漂いますね。(^^;)

nika-0108_2.JPG

今まで、住んでいた人を40年近く守ってきた家です。
きっと色々な人間模様を見てきたことでしょう。

私は、解体現場に立ち会うと、必ず思い出す情景があります。
10年ぐらい前・・・
当社が個人の方から購入した不動産で、引渡しの日、古家の立会いをした時のことです。
一人でその家に住んでいた80歳ぐらいの所有者のお婆ちゃんが、「ちょっと時間を下さい」と言い・・・

曲がった腰に手をやりながら、家の柱、一本一本にお別れを言ったんです。

「長い間、有難う。」
「今まで、本当に有難う。」

30分ぐらい掛けて、家の柱、一本一本をシワクチャの手でやさしくさすりながら・・・
柱に「ピタッ」とほっぺたを付けて・・・涙しながら・・・

突然の出来事でしたが、私と他の業者、そして息子さんとその家族が6人、あまりの光景に立ち尽くしながら、30分無言で待ちました。
皆、もらい泣きしながら。

「家というのは、これほど人と係わり合いが深いものなんだな。」

と、その時「ビルダーとしてしっかりしなきゃアカン!」と思ったんです。

我々は、建物を建てる商売ですが、10件建てるとすると、そのうち半分は解体を伴います。
だから、その都度、あのお婆ちゃんを思い出し・・・
壊れていく家に「ご苦労様」と声を掛けるんです。

そして、新しく建てる家は「住む人の身体の一部になるような、別れ惜しい家。」にしようと思うわけです。


posted by はるお at 16:12 | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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