2011年01月06日

杉板型枠&ウッドロングエコ

現在、工事中の建築家「伊藤誠康」氏設計の由比ガ浜4丁目建売住宅。

建物外壁が杉板指定となっています。

建築家の伊藤さんに「杉板で将来のメンテナンスは大丈夫ですか?」と確認をすると・・・
「ウッドロングエコという再塗装不要の塗装材を選んでいるので、大丈夫です!」という回答が来ました。
http://www.suginoie.jp/woodlong-eko/woodlong-eco.html

なんでも・・・
従来の木の表面をコーティングして防腐効果を出す塗装とは違い・・・
木の表面を酸化させて、腐朽菌が木に侵入しにくくするタイプの木材保護剤だそうで・・・
通常塗装の塗膜のように、剥がれることがない!

一度塗装すればその後の塗り直しは必要ないとのこと。
また、ハーブ、樹脂、鉱物などからできている100%天然塗料なので、人畜無害で土壌汚染や水質汚染の心配は不要なんですって。

ふ〜ん。
そんな塗装材があるんだ。

ただ、ハードウッド系は苦手な塗料のようですが、日本で主流の針葉樹には効果が高く・・・
カナダでは、一度の塗装だけで60年も腐らない木が存在するらしいです。

日本では、まだ施工実績が少なく、6年程度の実証しかなようですが、面白い材料であることは間違いありません。

伊藤さん曰く「塗るとステン色になる。」とのこと。
でも、近くに見れる施工現場が無いんだよな〜。

そんな中、旅行先で、こんな建物を発見。
katawaku3.JPG

ああ、これ、間違いなくウッドロングエコの塗装だ。
がっつりステン色ですね。
お店の人に聞くと、築約2年の建物のようです。

外壁の材料は杉板。
経年変化の風合いは出ていますが、傷みは見られません。
katawaku4.JPG

う〜ん、悪くないな〜。
伊藤さん曰く「古びの美しさが出る」との事だったのですが・・・
良い風合いが出ていますね。

この建物は、RCと木造の混構造です。

1FのRC部分を見てみると、表面がとても面白い仕上がりになっています。
コンクリートに杉板の模様が浮き出ているんです。
katawaku.JPG

これは、RCの「杉板型枠仕上げ」というものです。

これも現在、伊藤さんから別の現場で提案を受けている仕上げ方法なんです。
おお、2つも一緒に拝めるなんて、ラッキー!
今年は、ついてるなぁ〜

これは、杉板を型枠に要いることで、その杉板の木目をRCにそそまま移し込むものです。
一見すると、RCには見えない。
katawaku2.JPG

とっても、オシャレですね。

ただ、型枠職人の腕と、コンクリート打設時の鳶の腕が仕上がりを大きく左右しそうです。
エアーが入って、ジャンカや気泡が出てしまうと、汚ならしくなりそうだ。

熟練の職人を選ぶ必要がありますね。

う〜ん。
両方共に、是非、採用してみようと思います。


posted by はるお at 11:50 | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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