2010年12月11日

建設業界大混乱

数ヶ月前から、グラスウールが全く手に入らないという話を至どころで耳にしました。

グラスウールとは、日本で最も普及しているマット型の断熱材です。
特に大手ツーバイフォーメーカーは、その大半がグラスウール断熱材を使用しています。
三井・三菱・住友・東急などがそれにあたります。

今年に入って、日本全国の新築戸建件数がV字回復しました。
前年まで超不景気に見舞われていた矢先です。

去年までは、どのメーカーも減益や赤字。
もちろん、そこに卸す建材メーカーも商品が売れず赤字。
中卸では、売れない在庫が溢れて、どこも倉庫が一杯。
となると、建材メーカーは製造を減産して、抱えている在庫を処分し始じめます。

そんな中、需要がドンドンと右肩上がりの回復。

在庫はあっという間に無くなり、あまりの建築の多さに、現在製造が全く追いついていないようです。

断熱材が無いと、家の建築は途中で「ビタッ」と進まなくなります。
ようは、建築途中で止まってしまうんです。

今年の9月ごろに入り、「グラスウール争奪戦が始まっている」という噂が飛び交うも・・・
現場吹き付けが主体の当社は全く関係が無いので、「ふ〜ん」程度に聞き流していたんです。

それが、12月に入り、フォームライトSL現場吹き付けも注文が一気に増えすぎて、施工店が対応しきれない状況になっているとのこと。(^^;)
どうやら・・・
グラスウールを使用していた建築メーカーが、困った挙句、ロックウールの争奪戦を行い・・・
ロックウールもあっという間に枯渇・・・・
そして、3倍も高い現場吹き付け工法に「ドドッ」っと押し寄せてきているらしい・・・(TT)

それでも、年内に引渡予定だった住宅がドンドンと年越しに追いやられ、もう建設業界は大混乱。
特に打撃を受けているのが、町の小さな工務店。
大手が買い占めた後、どこにも無い断熱材に右往左往するだけ。

年内に引越しの予定を組んでいたお客様はたまったもんじゃないですね。

買い替えのお客様とかは、今住んでいる家も売る契約をしています。
年内に完成する契約を結び、今住んでいる家も年内に引き渡す事になっていると、それが遅れた場合、損害賠償になるケースも考えられます。
だから、建築メーカーは現場発泡に変更して30万円〜40万円の利益が減ろうとも、もうとにかく工期通りに完成させなければならない訳です。

製造メーカーは、この絶好の商機を見誤ったんですね。
11月から、24時間体制で製造を続けているそうですが、ドンドンと他の断熱材に流れてしまっている。
なんとも、勿体無い話です。

これが来年もつづくと、フォームライトSLの製造が間に合わないなんて事にもなるのではないか?
ちょっと、戦々恐々です。


posted by はるお at 09:55 | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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