2010年07月31日

キッチンを家具屋で作る

キッチンは既製品が充実しています。
ですので、キッチンを手作りで造作するのは、今のご時世行わないんですが・・・

キッチンのスペースが小さかったり、変形のキッチンを欲しい場合、造作キッチンはすごい威力を発揮します。割高に思われがちですが、素材を我慢すれば、既製品と同じぐらいに抑えることも可能です。
住宅メーカーや工務店は、既製品を使ったほうが倍以上楽なので、造作キッチンは触りたがりません。かく言う私も、造作キッチンは、なるべく製作したくない。
それだけ・・・大変なんです。

既製品は、メーカーが設計から設置までを行ってくれます。
しかも、後々の不具合のメンテナンスも一手に引き受けてくれるわけですが・・・
家具工事の場合は、設計をまず自社で行わなければなりません。
メンテナンスも個々すべての手配を要します。

水洗金具から排水金具・洗面ボール・換気扇・フード・コンロ・オーブン・天板にいたるまで全て選んで組み込み、それを図面に落とし込み、給排水位置までを使い勝手を鑑みて、図面を引いていきます。

ただし、お客様には予算が有りますので、その予算に収まるように検討しなければなりません。
でも、「造りのキッチン」という夢は無限大。
夢が、広がっているお客様は、そう簡単に妥協してくれません。

面材・天板の素材・キッチン壁の仕上げ・引き出しの配置・サイズ・高さにいたるまで、念密な打ち合わせを要するわけです。

お客様「天板は、タイルがいい。」
私「タイルは目地が汚れて大変ですよ。しかも目地割れが出てお手入れに苦労すると思います。」
お客様「じゃあ、無垢の木がいい。」
私「木の天板は、最初の見栄えはよいですが・・・、熱に弱く、塗装がハゲ安い。はげると黒ずみ、反って痩せてよれて持って8年じゃないですかね。」
お客様「でも、タイルが良いな。」
私「じゃあ、やってみますか。」

数日後・・・

お客様「やっぱり、人口大理石にしようと思う。」
私「人口大理石だと、予算が足りなくなりますが・・・」


こんなやり取りを、細部にわたって繰り返す訳です。(^^;)
で、ラフが出来上がる。

無題-スキャンされたイメージ-03.jpg

今回は、コの字型のカウンターキッチン。
トール収納が有り・・・
フードはイタリアメーカーの「アリアフィーナ」の姉妹メーカーアリエッタの「ベッタ」
http://www.ariafina.jp/arietta/product/rangehoods/#/Betta/

コンロは、三菱のIHクッキングヒーター
http://www.mitsubishielectric.co.jp/home/ih_cooking/lineup_all_index.html

食器洗い乾燥機は、パナソニックのワイド60cmの7人分の大容量
http://sumai.panasonic.jp/dishwasher/products/np_p60v1ws.html

オーブンは、パナソニックのビルドインオーブンレンジ
http://sumai.panasonic.jp/eoven/flatin/wt741.html

食事スペースカウンターは、剥ぎ継ぎの無垢カウンター片耳付き
http://www.maedamokuzai.com/counter_tamo.html

面材は、タモの突き板
http://marunishi.blogdehp.ne.jp/image/835E838294C296DA.jpg

天板は、デュポンのコーリアン
http://www.dupont-corian.net/what/index.html

シンクもデュポンのコーリアンのシンク
http://www.dupont-corian.net/products/kitchensink.html

水洗は、タカギの水工房
http://www.takagi.co.jp/purifier/index.html


これらを決めたら、配置や高さをお客様と微調整していきます。

お客様「ここは開き戸が良い。ここは引き出し。」
私「ここを引き出しにすると、コンロの取っ手に当たって開かない可能性がありますよ。」
お客様「でも引き戸がいい」
私「じゃあ、ちょっとクリアランスをとりますか。」
お客様「引き戸は2つでい良い。」
私「2つだと深すぎて使いずらいですよ。」
お客様「お玉どかを重ねて入れるから大丈夫。」
私「でも、重ねて入れたら、使うときに下のものは手で探って取らないと行けなくなるから、辞めたほうが・・・」
お客様「そう言われるとそうね。」
私「4つにすれば、引き出しの深さがちょうど良いですよ。」
お客様「じゃあ、深さは均等で。」
私「いやいや、一番上は浅くするとホークやスプーンを仕舞うのに良いと思いますよ。」

こんなやりとりを繰り返し、ラフをその場で直していきます。

無題-スキャンされたイメージ-05.jpg

これ、お客様と打ち合わせしながら私の書いたラフ図。
これを元に製図をして・・・
ようやく、見積もりとなります。

私は、どちらかというと職人肌な人間なので、こういうやり取りは苦じゃないんですが・・・
何日もかけて行うので、やはり普通、3千万円を超えるようなよっぽどの注文住宅でなければやらないですね。

今回は、お客様は、建物予算、1千万円台のお客様。
でも、3人のお子様がいらっしゃって、自営業で一生懸命働いていて、なんだか親近感がわいてしまい、こんなことになってしまっています。

伊藤先生の設計で、その設計費や地盤補強費用や申請業務や諸経費全部込みの価格です。

最近、こんな商売ばかりしています。
やりすぎですかね。(^^;)

う〜ん。
改めないと。


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2010年07月30日

地鎮祭

一昨日、鎌倉市材木座一丁目の注文住宅の地鎮祭を行いました。

zaimokuza1-1.JPG

炎天下を逃れて、朝9:00からとしたのですが・・・
甘かった。

立っているだけで、全身から汗が吹き出てきます。

朝なのに、すでに30度を超える猛暑。
施主のYさんご家族が5人、私・善波・大工の井関さん皆、汗だく。(^^;;)
我々は、パラソルの下に入って、どうにか日陰を確保していますが・・・

神主さんは、日向で顔が上気して真っ赤っ赤。
厚手の白衣とはかまを着込んで、炎天下で30分みっちり「とこしずめの儀」を行う。

終わった後は、12ラウンド戦ったボクサーのようでした。(笑)

本住宅は、建築家伊藤誠康氏が設計した、店舗付き住宅。
これがまた、結構こだわりの設計なんですね〜
断面図だけ、サラッとお見せします。

zaimokuza1-2.jpg

zaimokuza1-3.jpg

スケルトン階段で、ロフトに壁が無い。

むむむむっ!!!

さらに、キッチンは、お客様の要望で、家具工事にっ!!!
その辺は、次回。



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2010年07月29日

まんが親

我が家に赤ん坊が舞い降りて、早1ヶ月。

赤ちゃんって驚くほど動くんですね。
もっとおとなしいモノだの思っていましたが・・・(^^;)

手をぶんぶんと振り回し、足をゲシゲシ踏みつける。

ジタバタって言葉は、赤ちゃんが語源か?と思うぐらい。

うちのは、動きすぎなのかな???
もう、寝返り打つ勢いですよ。


夜鳴きは、結構大変です。

私は、「仕事命」に徹して別の部屋で寝かせてもらっていますが・・・
リビングで一緒に寝ている妻は、夜、2時間おきの授乳です。

その合間に、オムツを替えて、ゲップをさせてと、寝る暇がない。(TT)

オムツは、オシリが蒸れて被れてしまっているので、頻繁に変えないといけない。
しかも、あかぎれしているので普通に拭けず、容器に人肌のお湯を入れてきて、かけて汚れを落とし、コットンで拭く。

でも、オムツを脱がすと、気持ちいいのかその直後に放尿。
必ず放尿。

深夜寝ぼけていると、顔に「ピピピッ!」とオシッコガ直撃するので、「気が抜けない」と妻はくたびれ顔。
授乳をすると、必ずおしっこウンコをする子なので、とにかく大変。

それ以上に大変なのが、ゲップ。

わが子は、母乳100%乳児なのですが、飲んだ後、必ずゲップを求めてきます。
難しいのが、赤ちゃんってゲップを自分では出来ないんです。
だから、ゲップが上がってくると、苦しくて泣き喚く。
しかし・・・
飲んだ直後は、いくら背中をさすってもしない。(^^;)

飲んで、寝付いて30分以内の不定期に、グズる。

ゲップをさせて、寝かすとまたグズる。

1回の授乳で2回3回のゲップを小分けにしてくるんですよ〜。

これを怠ると、吐く。
大量に。
妻が寝ている間に吐くと、気管に詰まって窒息死なんてこともあるから、気が気ではない。(^^;)

母乳の場合、普通はゲップをしないらしいのですが・・・
うちの子は空気をいっぱい吸いながら飲んでいるようで。


ということで、妻は、24時間、戦ってます。

「売れっ子芸能人になった気分」なんて、まどろみながら笑顔。

寝れないので、頭痛が襲います。
もともと、頭痛持ちなんですよね〜

でも、頭痛薬は飲んじゃいけない。

さらに、おっぱいが張って、痛い。
泣くほど痛い。

不眠不休で、授乳とオムツ替えとゲップと頭痛におっぱい痛・・・・
子供を育てるってのは、過酷です。


そんな中、2人のバイブルともいう雑誌があります。
雑誌といっても、漫画なのですが、隔週で発売されるビックコミックオリジナルなんです。

そこに、最近掲載されている吉田戦車氏の「まんが親」という子育て漫画ご存知ですかね???
ちょうど、我が家と同じぐらいの子供を授かった作者が、その日々を赤裸々に紹介する漫画です。

main.jpg

先週号では、子供の「ゲシゲシ」蹴る足を見て・・・
作者が、マッサージを試みるというもの。

夫婦で、思わずふき出してしまいました。(≧3)=3

ということで、真似してみました。

wagako1.JPG


私の首を、ゲシゲシ蹴ってます。(笑)

posted by はるお at 15:09 | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年07月27日

気分

昔、中国拳法を習っていたことがあります。

その名は、太氣至誠拳法。

中国本土では「意拳」といわれ、「気」を操る流派として名高く、実戦的として名が通っています。

きっかけは・・・
私が住んでいる家の目の前の公園で稽古をしているのを見かけ、それが高名な先生だったんですね。
それで、約1年ばかり師事させていただきました。

入門当日、先生にこんな事を言われました。

「気」を発するとか、「気」で相手を倒すどか良く言うけど、それは一切忘れてくれ。
「気」は無いと思っても良い。
太気拳では、気は「気分」という。
人をコントロールしているのは、気分なんだ。
気分が良い日は、一日楽しいだろ?
気分が良いと、動きが早くなり、頭の回転も良い。
機転もきくし、反応が早くなる。
でも気分が悪いと、内面からドンヨリしてしまい、一日をすごすのが辛い。
何をやるにも億劫で、動きも遅くなる。

朝起きたら、気分良く起きる。
そして、一日気分良くすごす。
そして、気分良く寝る。

太気拳の根本は、これ。

結構驚きました。
なにがって、中国随一とも言われる「気」を重視した拳法の先生にこんな事を言われたので。(^^;)

でも、気分良く暮らす。
それがそのまま人の幸せといえば、幸せなんですよね。
つまりは、己の幸せをコントロールしろというところに繋がって行きます。


そして、今でもトラウマになっている言葉が続きます。

人間は「おぎゃあ」って生まれてから、誰からも手足の使い方を教わらないだろ?
歩くのだって、見よう見まねだ。
知らないうちに歩いて、知らないうちに色々な動作をするようになる。
でも、これで正しいのかどうかは、解らないだろ?
だって、マニュアルが無いんだもの。

太気拳は、人間の説明書みたいなもんだ。
どう立ったら高率がいいか。
どう歩いたら一番疲れないか。
どう走ったら、早く走れるか。
さまざまな動きを足裏から骨盤、指の先まで、自分の体を透き通して除いてみる。
それが、立禅であり、揺りであり這いである。(立禅・揺り・這いは、太気拳独特の練習法)


当時、極真空手で有段者だった私ですが・・・
この話を先生から聞いたとき、本当に目からうろこが落ちました。

ただ殴って蹴ってという、現代の武道とは、根本的に考え方が違う。
そんなことよりも、自分の体は正しく動いているか、その正しいというのはどういうことなのか?
それを、解きほどこう、掘り下げようなんて、思っても見ませんでした。

でも、これは結構面白く、そして結構無限なんです。

解らないまま、ただ何となく自分の体を使ってますよね?
たとえば、歩く動作。
実は、全身100以上の間接が連動しているんですね。
これを、全部、効率的に動いているのかチェックする。
骨盤は、前後に動いた方がよいか、上下に動いた方がよいか、斜めに入ったほうがいいか・・・
面白いですよ。


なるほど。武道の本質とは、そこにあったのか!

今でも、当時教わった「立禅」は続けており、その探求は尽きません。

posted by はるお at 14:24 | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年07月26日

宮崎の口蹄疫

宮崎県は口蹄疫事件の影響で、産業が大打撃を受けているようですね。

畜産はもとより、観光から、全く関係ない宮崎産の農産物にまでその影響がでているとのこと。

元々、疲弊していた県ですが・・・
そのまんま東氏(東国原知事)が知事になってから、産業が大爆発。
これ以上ないという、宮崎産フィーバー。
ご当地グルメブームにも乗って、一個5000円を超えるマンゴーが飛ぶように売れる。
観光にも火がつき、観光客が3倍増。

彼一人のおかげで、宮崎県には1000億円もの経済効果があったといわれています。

そんな、宮崎県が・・・
たった一匹に発症した牛の病気のせいで、奈落のそこにまで。

まさに、天国と地獄。


「人の生涯は、波立つ沖の海のよう」

良く聞く言葉ですが・・・
宮崎県の今の状況をみて、本当にそうだなぁと思うんです。

良いことがあれば、必ず悪いことがある。
悪いことがあれば、必ず良いことがある。

必ず、浮き沈みが必ずあるんですよね。

人でも、会社でも、国でも・・・
商売でも勉強でも経済でも・・・

人の心でも・・・

うちの会社も今年で創業22年目を迎えますが、過去を振り返ってみると、良いこと悪いこと必ず交互に訪れてました。
潰れる寸前まで行ったと思うと、翌年は、ドンとよくなる。
良くなったと思ったら、あっという間に悪くなる。

この繰り返し。
図にするとこんな感じなんですよね。

nami.jpg


個人的にもそうだし、心の浮き沈みも毎日こんな波を繰り返しているように思います。
これは、きっと世の中の縮図なんでしょうね。

でも、人によって、この波はマチマチ。
たとえば・・・

nami2.jpg

下振れが少無い人。
世に言う、才能豊かな人とか商売上手とか言われる人でしょうか。

逆に上が抜けない人も居ます。
nami3.jpg

こんな人は、人生辛いことばかり・・・
なんて思っているんでしょうね。

でも、波のふり幅は、人の努力で大きくも小さくも出来る。
一生懸命がんばれば、「良」の幅を大きくする事も出来るんですよね。


私は最近、良いことがあったら必ず身構えるようにしています。
「この後、必ず悪い波がくるから準備しておかないと」って。(^^;)
逆に悪いことが起こると「よし、この後は楽になるぞ!」と。

だから、人から見ると「ずいぶん慎重だな」と思われることもあれば「ずいぶん楽観的だな」と見られることもある。

(^^;)

でも、波があると思ってしまえば、悪い時は楽です。
くよくよする必要がありませんし、一生懸命乗り越えれば、その先に絶対良いことが来るわけですから。
がんばれる訳です。(^^)

私の経験からすると・・・
仕事の波は、半年〜1年後ごと。
人生の波は、3年後ごと。
心の波は、1日ごと。

こんな感じですね。

波が、とっても大きい人はうらやましいですね。
こんな感じでロングスパン。

nami4.jpg

悪い時は、もがき苦しみますが・・・
生まれて、死ぬまでこんな一つの波だったら、どんなに楽なことか。


そういえば、東さんも過去、未成年の性風俗店サービスを受けて、芸能活動を自粛し離婚という「ドン底」を味わった人なんですよね。
その時は、まさか県知事になって「日本の時の人」になるとは、思っても見なかったでしょう。

とにもかくにも、宮崎の畜産農家の方々、すぐに良い波がきますよ!
今の苦難に負けず、がんばってください。
posted by はるお at 14:04 | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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